現在午後11時24分。

通常通り既に眠たい気持ちを押し殺して、何とか起きてだらだらとしている。そうしているうちに、何か生産的なことをしようと思い立ち、そういえばはてなにブログ書けという催促のメールが届いていた事もあり、久しぶりに(といっても1カ月とか)ブログでも書こうかと思い、今に至る。

これからこの記事で綴る内容は、ある人にとってはどうでもいいことかもしれないけれど、自分にとっては眠気を押さえてまで綴るものであるから、自分には何かしらの記憶にはのこるかもしれない。

眠気との壮絶な戦い。恐らくそれは近代より、人類があくせく働くようになってからの事であろう。電気の発明とそれに伴う技術の発展により、人は日夜問わず働くように仕向けられていった。またインターネットの発明により、時間や場所を問わずに働けるようになったために、人は過剰なストレスを抱えながら生きてゆかざるを得なくなっていった。

そのストレスの一つに睡眠不足がある。各々の事情によって睡眠不足の理由は当然異なる。ある人は仕事の忙しさから、ある人は仕事の後遅くまで、あるいは朝まで遊んでいたから、趣味に没頭して寝るタイミングを失ったから、資格取得のために徹夜して勉強しているから、といった具合に。あるいは、単に睡眠障害という病を抱えている人も中にはいる。

果たして、自分は睡眠不足であるかどうかという判断をつけるにはどうすればいいのだろうか。自分は普段平日は5~6時間ほどの睡眠を取っている。一般的に良いとされる睡眠時間は7~8時間と聞く。5~6時間の睡眠で足りているのかといわれれば、恐らく足りてはいない。朝はいつもアラームを何個も設定しなければ起きれないし、例えそうしても、出勤ギリギリまで寝てしまうこともあったりするし、会社に着いて車で移動するときに眠気が襲ってくる場合もある。だから、昼休みの時間には必ず昼寝の時間を意図的に設けている。10~15分ほどの昼寝を挟むことで午後の仕事もなんとかやりきることができる。仕事が終わり、帰ってきて食事を済ませた後に、また睡魔がやってくる。おそらく満腹感からくる睡魔だと思われる。満腹よりも8分目ほどの食事が眠気対策にはいいらしいとどこかのネット記事で読んだことがある。その眠気をなんとかこらえて食事の片づけを済まし、洗濯機を回しているついでに風呂にはいる。最近は冬でめっぽう冷え込むことが多いので、湯船にもつかるようになった。Spotifyポッドキャストを聴きながら湯船につかっているとまた眠気がじわりじわりと襲ってくる。このままでは湯船で寝てしまい溺死する可能性も無くはない。だから早々に風呂からあがるようにする。風呂から上がった後にベランダに出て冬の外気を浴びることは最近覚えた贅沢の一つである。交互欲やサウナ→水風呂でもたらされる幸福感に似たものを得ることができ、またなによりも、眠気がここで一気にふきとんでいくのだ。そして、風呂上がりに一本の煙草を吸い、体を完全にリラックスさせて、好きなことに取り組み始める。しかしながら一時間もしないうちに、奴らは再びやってくる。その時はもう潮時だと思い、即時撤退もとい就寝する。

そうしたルーティンをどうにかこうにかして打破したいと思うが、結果毎日同じような習慣を送り続け、それをいつかいつかと夢や希望を打ち砕かれ続けるのが「大人」です。

今週のお題「大人になったなと感じるとき」